MacBookと直接繋いでRaspberryPiを始める方法[最小構成]

Raspberry Pi Starter Kitを購入したが,
有線キーボードとか有線マウスとかHDMIケーブルとか無かった。
一回Wifi設定としかしておけば,無線LAN越しに接続できると思うのだが,
その最初の設定は有線で接続して実施する必要がある。
わざわざこのために有線I/Fを買いたくないので,Mac Bookと直接接続してなんとかする方法を試した。

目次

構成

Raspberry Pi とMacBookを有線LANで直接接続する。
構成要素は以下の通り(接続順)。
MacBookにLANを挿すところがないので,USB-LANアダプタだけは買うことになった。

OSインストール

Starter Kitに付属のmicroSDカードにOSをインストール!
基本的には参考サイトの通りでOK。

参考サイト:Raspberry Piをモニタ等無しでMacから使えるようにする方法

有線LAN接続

ここも参考サイトの通り。
これで以下SSHコマンドで接続できるようになる。

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$ ssh pi@raspberrypi.local
pi@raspberrypi.local's password: raspberry

ファイルのやりとりはSCPかSFTPが使える。
コマンドで使ってもいいし,クライアントを使ってもいいし,使用しているエディタのプラグインを使ってもいい。
私はVSCodeを使っているので,ftp-syncというエクステンションを使っている。
ftp-syncをインストールした後,Ctrl+Shift+P して,
Ftp-sync: Init
すれば,ftp-sync.json(設定ファイル)ができる。
デフォルトのftp-sync.jsonはftp接続用の設定なので,sftp接続するように以下の通り設定を変更した。

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"host": "raspberrypi.local",
"username": "pi",
"password": "raspberry",
"port": 22,
"secure": true,
"protocol": "sftp",

参考サイト:Raspberry PiとMac or Windows PCを有線で直接繋いでさくっとSSH接続する


ブリッジ接続

MacBookを通してインターネットに接続できるようにしておく。
システム環境設定 -> 共有 で以下のように設定する。

これでインターネットに繋がるので,apt-get updateとかしておくと良い

おわりに

とりあえずこれでRaspberry Piを使う環境が整った。
カメラモジュールが手元にあるので,先ずはこの辺で遊ぼうと思う。